徒然綴る、夢想事

まとまりのない駄文置き場です。 内容も、更新も、すべて気まぐれ。

エロゲプレイタイトルまとめ

自分がプレイした美少女ゲームタイトルのまとめ(プレイ順)です。
新たにプレイしたら増える予定。
点数(10点満点)とちょっとしたレビュー付きです。
気になったものがあったらリンクからどうぞ。


大図書館の羊飼い a good librarian like a good shepherd (AUGUST)

点数:7/10

人生初エロゲは、業界の老舗からでした。
メイン5人・サブ3人の攻略キャラに加え、雰囲気の良い部活動を中心とした超長大なシナリオが特長。
また、立ち絵と背景を上手く組み合わせてCGのように演出するところも素晴らしい。
特段これといった癖もなく、正に王道といった作品です。

 

大図書館の羊飼い~放課後しっぽデイズ~ (AUGUST)

点数:5/10

↑のスピンオフ作品で、非18禁。主人公もヒロインも本編とは別人です。
原画担当が看板絵師さんでないということで、当時話題になりました。
幼馴染の男1女2による緩めな部活模様が描かれています。

 

大図書館の羊飼い-Dreaming Sheep- (AUGUST)

点数:7/10

本編のFD。攻略キャラが1人増え、本編時間軸でヒロインとくっつく前の話も追加された作品。
良い雰囲気をそのままにしたその後の展開を見ることができ、満足した作品でした。

 

運命線上のφ (Lump of Sugar)

点数:6/10

通称「角砂糖」からは、凝ったギミックを盛り込んだ本作をプレイ。
しかし、その凝ったギミックのせいか、シナリオは一部光るところはあったものの、まとまりに欠けてしまったなという印象。
だが、この作品でシナリオの一部を担当したシナリオライター「冬茜トム」氏のその後の作品にドはまりすることになろうとは、プレイ当時は思いもしなかったのです。

 

彼女のセイイキ (feng)

点数:5/10

残念ながら解散してしまったfengから、攻略キャラ1人の低価格エロゲ。
プレイ前は、1人のヒロインをじっくり堪能できると思ってましたが、やった後は「色んなキャラの掛け合いがあった方が、よりヒロインの魅力が出るなぁ」でした。
あと、単純にヒロインの性格が自分に合わなかったり、「シーンの声うっさ」だったりと、個人的に残念な結果に。
もちろん、刺さる人には刺さると思いますし、シナリオそのものは普通ですのでご安心を。

 

時を紡ぐ約束 (あっぷりけ)

点数:6/10

国内のとある温泉街をモデルとした学園物。なのですが、作品としての軸がブレブレで、ぼんやりとした仕上がりに。
一部ルートは面白かっただけに、残念な感じがより強くなってしまいました。
ボーカル曲4曲はどれも好きですし、立ち絵と背景、セリフを自由に編集できるおまけも面白かったのになぁ。

 

もののあはれは彩の頃。 (QUINCESOFT)

点数:9/10

マイベストエロゲ。
シナリオ・キャラ・構成が文句のつけようがないほど綺麗。
あまりにドはまりした結果、個別の感想記事を書き、紹介動画を投稿し、某所に二次創作SSを投稿するほど。
多少の誤字、日常シーン、演出や音楽にもっと力が入っていればと思うこともありますが、それらを補って余りある出来です。
シナリオライターは、さっき触れた「冬茜トム」氏。単独企画・シナリオ作品は全部押さえて間違いない。
とにかく多くの人に薦めたい一作です。

 

アメイジング・グレイス-What color is your attribute?- (きゃべつそふと)

点数:8/10

ブランドは違うものの、「冬茜トム」氏の単独企画・シナリオ作品その2。
こちらも秀逸なシナリオで、終盤の怒涛の展開に圧倒されました。
地味に美術の雑学も学べたりします。
QUINCESOFT同様、若いブランドなので難しいかもしれないけど、老舗ブランドみたいに凝った演出ができるようになれば化けるはず。↑と併せて強くお勧めしたい作品です。

 

見上げてごらん、夜空の星を (PULLTOP)

点数:7/10

幼馴染×天文×部活動の良い雰囲気ゲー。
星空の演出は専用のソフトを使っているらしく、綺麗に描写されています。
シナリオは、筋の通った青春物で、ぐいぐい引き込まれていきました。
プレイ後、夜空を見上げることが多くなった作品です。

 

見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS (PULLTOP)

点数:7/10

↑のFDその1。本編4人に加え、サブ2人のルートが追加。
期間限定で配られたパッチか、コンプリートセットならもう一人攻略できますが、それを知ったのは買った後。
内容は正統派なFDで、高品質な演出もそのまま。
それと、吉岡さんルートの破壊力が強すぎるのでもっとください。

 

見上げてごらん、夜空の星を Interstellar Focus (PULLTOP)

点数:6/10

FDその2。主人公+幼馴染2人のifハーレムと、ちょっとした天文クイズが楽しめます。
ところで、シリーズを通してやったのに自分の中で未だに、主人公と幼馴染2人の関係性がどうあるべきか結論が出ません。
どっちか一人だけだともう一人がかわいそうだし、かと言ってハーレムもなぁと。
ここまで迷うくらいには3人に関する描写が丁寧ということではあるので、改めていいシリーズだなということで。

 

さくらの雲*スカアレットの恋 (きゃべつそふと)

点数:8/10

待ち望んでいた「冬茜トム」氏の単独企画・シナリオ作品その3。
相変わらず見事な伏線の張り方と回収力、そして今まで弱めだったヒロインとの恋愛模様がパワーアップした傑作です。
EDとその直前の話はもうね……、素晴らしすぎる……。
この部分関連の話を書いてしまったので、プレイ後にご覧ください。
それと、もし入手手段があれば祖父特典のボイスドラマは絶対手に入れることをお勧めします。


蒼の彼方のフォーリズム (sprite)

点数:8/10

架空のスポーツ「フライングサーカス」を題材とした青春部活もの。
なかなか進まない会話、同じネタの繰り返しやシナリオと一部設定の齟齬等々、微妙な点もあるものの、それらを覆す熱い王道展開は素晴らしいの一言。
みさき√の主人公との夕方の教室での一幕がかなりお気に入り。
EXTRA2は首を長くして待ってます。


蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1 (sprite)

点数:7/10

↑のFDその1。ヒロインの一人「有坂真白」アフター。
糖分供給に特化しており、すごく甘い仕上がりとなっています。
作品のモデルになった場所の気候を調べたわけじゃないのではっきりとは言えないんですが、10月なのに半袖だったりヒマワリが満開だったり水着で海に入ったり……ってのはどうなんだろう?
まあFDだし細かい部分は気にしない方がいいのでしょう。

 

 

サノバウィッチ (ゆずソフト)

点数:7/10

今まで手を出していなかった有名ブランドから、これまた有名作をチョイス。
王道で安定したシナリオ、綺麗なCG、派手すぎない音楽に快適なシステムと、前評判通りの一作に仕上がっていて、「これがゆずソフトちゃんですか」と納得。
ぶっ飛んだあらすじからどう話を着地させるのかと思いながら読み進めましたが、どのルートも綺麗に終わったのではないかなと。
まあもう少し起伏の高低差や溜めが欲しいところではありますが、ここら辺はもうブランドの特徴として確立しちゃってるようなので、そういうものとして考えますか。

 

 

あの晴れわたる空より高く (Chuablesoft)

点数:7/10

潰れてしまったメーカーが残した珠玉の一作。

ロケット作りに青春をかけた5人のラストが素晴らしかった。

問題の解決方法がいつも一緒の流れだったり、強引な展開等ありましたが、一方でロケットについてよく学べる作品でもありました。これだけの環境が揃っていれば作ってみたいなぁと思わせる設定はよき。

DL版はセールで半額だと二千円を切るので、手軽に始められるのも良いと思います。

 

 

あまいろショコラータ (きゃべつそふと)

点数:6/10

トム先生じゃないラインもやってみようということで。まったり甘い雰囲気の中ヒロインとイチャイチャする作品。コーヒーやカフェの豆知識は控え目です。

みくりが彩頃の琥珀理論を使い出した場面は「お前もかー」と突っ込んでました。

 

 

あまいろショコラータ2 (きゃべつそふと)

点数:7/10

続けて続編もプレイ。シナリオにどことなく力が入った感じ。それでいて雰囲気は無印と変わらないというところがすごい。闇のあまショコ勢なる人たちが出てくるのも納得です。

苺華はもう、……なんというか、色々な意味で予想を超えてきましたね。彼女と付き合えるのは主人公くらいでしょう、頑張れ。

 

 

蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2 (sprite)

点数:7/10

EXTRA1から実に5年という年月を経てようやく出たFD。みさきは相変わらずめんどくさくて安心(?)。FCシーンは見たかった対戦をたくさん見れて大満足、けどあれを想像で終わらせないでとも思った次第。

今作はクリアするとFCシーンを単独で見れるモードが追加されたので、セーブし忘れてもいつでも見たい試合が見れるのは素晴らしい。でも音楽鑑賞モードは搭載されずサントラ買えというね。買ったけどさ。

 

 

 ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world- (きゃべつそふと)

点数:8/10

前作さくレットから待ち続けた冬茜トム先生の単独企画・シナリオ作品その4。ええ、今回も負けました。相変わらずお見事です。

実はあめぐれ・さくレットの時は「このキャラ少し弱いなぁ……」と思ったりもしたのですが、今作は立ち絵なしキャラ含めほぼ全員生き生きしてましたね。彩頃を思い出してニッコリです。

あちこちで言われているラストについては、「必要な展開だったけど良い魅せ方ではなかった」というところでしょうかね。実力がある方というのは周知のことですし、故に「あれ?」となる読者が続発したのでしょう。まあ、プロムの時の約束はしっかり果たされて締められたのでよかったよかった。

ただし! 投げっぱなしになってるのをそのままにする(あるいは諸般の事情でそうなってしまう)のはまだいいけど、あからさまに続きを出しますよ~というのをキャラに語らせるのは、そのキャラや作品に失礼。まずはその作品内で完結させて、続きを望む声が多ければ、というのが筋でしょう。

 

 

Magical Charming! (Lump of Sugar)

点数:7/10

独特な選択肢システムが搭載された一作。冬茜トム先生の名前が世に初めて出た作品でもあります。もう既に文章から「らしさ」が感じられましたね。

どの選択肢を選んだかをメモっておかないと周回地獄に陥ります。メモってても「未読はないかー」と亡霊のように彷徨います。実際彷徨いました。でも何だかんだ楽しかったな。

Badエンド専用曲は、まず存在自体に笑い、妙な力の入れ具合でさらに笑い、画面下部の(間奏)の存在感で止めを刺されました。しかも周回してるときにスキップしようとしたら飛ばせないんですよね、他のは飛ばせるのに。いやあやられた。

 

 

はるとゆき、あかべぇそふとすりぃ

点数:7/10

和風の温泉旅館でヒロインとしっぽりムフフ……と思わせるようなサイトの作り。しかしいざ読み進めていくとこれがいい意味(?)で裏切られます。話はどのルートも重めで、切なさや寂しさを感じるものでありながら、温かさも確かにあるいいものだったなと。展開は読めてしまいますが、逆にそれがいい読後感に繋がりました。個人的には傘と小羽をお勧め。この二人の絡みももっと見たかったなぁ。

タイトルは秀逸の一言。なぜこの文字列なのか、わかった時は「なるほど……」となること請け合いです。読点の方は推察ですが、普通は「文章をつなぎ、続けるために使うもの」なので……なんてことを考えたりしました。ニュアンスは遠からず当たっていることでしょう。

バックログからジャンプできない、デフォルトだとテキストウィンドウが右クリックで消えない(変更はできる)、セーブした画面が真っ暗だったり違う画面で表示されたりといったシステム面や、非18禁CGの少なさといった不満もありますが、総合すると優秀ではあると思います。

 

 

ぱらだいすお~しゃん (PIXEL MINT)

点数:5/10

冬茜トム先生がクレジットされている作品ですが、シナリオの最終盤のみ担当。ミニゲームが複数収録され、物語の進行に関わっている意欲作……と言いたかった。実際は中々食い合わせが悪く、ミニゲームの面白さが微妙なのにそれなりに時間をかけないと読み進められない。そのシナリオはと言うと、問題発生→5~10分も読むとあっさり解決で、感情移入も何もあったものじゃない。場面場面で良い展開になりそうなところがあったのに、ぶつ切りにされたからこそ余計にそう感じました。

トム文章に飢えて飢えて仕方ないという方は、ちまちま進めてもいいかもしれません。

 

 

星恋*ティンクル (きゃべつそふと)

点数:7/10

やるタイミングを逃し続けていたメーカー処女作。題材にしようとした元ネタを上手く生かしきれなかったなぁという点と、終盤の展開が急すぎだったなという印象。「町の闇」ってそういうことかよ! 珠希は懐かしのツンデレ系で良きかなと。黄金水多すぎなのと近親ヒロインはあまり好みじゃないのがネック。タイトル画面のBGMが一番気に入ったかな。

それとメーカーには、セーブスロット数をこの頃の仕様にして、立ち絵鑑賞モードもつけて欲しい。アフターストーリーもいっぱい欲しいし、ついでにシナリオ検索機能もつけて欲しい。

 

 

あまいろショコラータ3 (きゃべつそふと)

点数:7/10

シリーズ完結作として1・2攻略キャラのアフターに加え、みつきのメインヒロイン昇格&新ヒロインのコハナという盛りだくさんな内容。それでいてこれまでと変わらない優しい世界観で安心できました。みつきさんはちゃんと大人してたのが好印象、お酒でテンション上がるのがやっぱりかわいい。一緒に呑みたいですね。コハナはそれまで謎だった部分が開示される話でもありながら、しっかりとキャラが立っている話でこちらもよかったです。そしてきゃべつそふと作品の主人公はみんな辛い過去を背負わされる運命なのか……。

作品と直接関係ないところでは、セーブデータスロットが大幅に拡大、これは素晴らしかった。あとは立ち絵鑑賞モードの搭載を何卒。

それでは完結ということで……あまショコ!あまショコ!あまショコ!

 

 

ハミダシクリエイティブ (まどそふと)

点数:7/10

声優・絵師・Vtuber・作家と様々なタイプのクリエイター(訳あり不登校)がヒロインの作品。一応自分も二次創作者ではあるので、コミk……コミまどあたりと華乃のオタ話は大体首振り人形と化してた。それとあすみがかわいい。時たまオタクを刺してくる表現には「プレイヤー層的にこれ大丈夫?」となるなど。一部疑問な展開はありつつも、どのキャラも立っていて基本的にはニヤニヤできる作りだったかな。

システム面は特に不満点なし。セーブスロットたくさんなお陰でいい喋りのとこセーブするからお気に入りボイス機能が空気。

 

 

ハミダシクリエイティブ凸 (まどそふと)

点数:8/10

FD……ではなく続編。無印で垣間見えたひよあすも相変わらずよかったけど、アメ華乃はどちらのルートでもいい親友関係になって素晴らしかった。追加の2人は妃愛ルート以外でも普通に登場すればよかったのにな。やっぱりあすみがかわいい。2作通してのトゥルーは華乃だなぁ、唯一無二感が強すぎる。他の子のルートも順当にいい出来ではあったけどね。しかし、神社背景があったにもかかわらずどうして巫女姿の立ち絵が誰にもなかったのか。プレイ前にアメリの巫女姿絵見たのもあって書いちゃったよ。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21476903

立ち絵鑑賞モードも遊びたいけど、書き物とのネタの振り分けに悩むんだよな。いいネタでいくつか書いてみたいところ。