徒然綴る、夢想事

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「もののあはれは彩の頃。」レビュー

(注意)本記事は、美少女ゲームに関するレビュー記事です。18歳未満の方及び美少女ゲームに耐性のない方はブラウザバックをお願いします。
 また、ネタバレを含む記事になるので、未プレイの方やプレイ中の方は、閲覧にご注意ください。
 もし興味を持たれた方がいましたら、「もののあはれは彩の頃。」で検索です。
 キャラゲーと思わせて話がしっかりしたシナリオゲーでめっちゃお勧めですし、今なら某FA○ZAで半額キャンペーン中ですよ。←(2019年4月20日~5月7日)















 予防線を張ったところで、「もののあはれは彩の頃。」レビューです。といっても、書きたいことが多すぎて収拾がつかなくなりそうなので、メインヒロインプラスアルファで抑えている感じです。
 だらだらとした適当な文章ですのであしからず。
 


 
野々宮 京楓
 主人公と相部屋のツンデレ美少女兼主人公の嫁。
 いやだって双六で本音を見抜かれたとき「(メインヒロイン4人の中で)主人公のことが一番好き」って言われるほどだし、主人公も京楓と出会ったときに「野々宮京楓と出会えたことが、真の幸運だと心の底から想うんだ。」って思ってるし。他3人には専用ルートがある中、専用ルートは不要と言わんばかりに幻日パートでイチャイチャ(押し倒し胸揉み、朝食CG、カイロの奪い合い、数々の夫婦漫才etc.)を見せつける。そして現実に戻る直前のやり取りで主人公が唯一ドキッとした後に、放課後の教室で極めつけの「花占い」ですよ。白いマーガレットの花言葉をググったらなんと「秘めた愛」。
 ああああああああああああああ~~~~~~~~~~。(発狂)
 もうさっさと式挙げちゃえよ。
 あ、花占いのCGは一番のお気に入りです。回想はややS向けですが、エロさでは次の二人が突き抜けてるんですよねぇ。
 
 
鬼無水 みさき
 ピンクは淫乱。理想家なのに諦めることを許さない超スパルタで意志が強く常に和服を肌蹴させる淫乱ピンクで、度を超えた自己犠牲やっちゃったり主人公を射精管理するような危うい思考する淫ピ。別ルートでは平気で「どこまでいったの? A? B? お尻?」なんて聞いちゃうし、おっとりした性格に見せかけてえげつないのでやはりピンクは淫乱。
 ……すいません、本編終わるまでは、心の芯がやややばい方にめちゃくちゃ強い娘だなぁという評価だったのが、追加されたドM向け回想2本でそっち方面にもやばい娘という評価になりました。でも、鴨川デートのところとか、生還して主人公に泣きつく場面ではやっぱ年頃の少女だったんだなと安心(?)しました。
 
 
琥珀
 黒髪は淫乱。いや、さっきと同じ流れにはしないですけど、この娘はこの娘でヤるなら生中しか許さないという別ベクトルの淫乱さを持っていました。愛し合ってるから子供ができてもOKと言って主人公を襲い、発情期と称して主人公を襲い、約束を守れなければ一日中主人公を襲うボクっこロリ。元は猫なのにタチってやかましいわ。
 まったく、主人公との別れに涙し、再会に涙した本編の純情な女の子はどこに行ったんですか。満月をバックに想いを語っている場面は、CGと相まってあんなに素晴らしかったのに。まあ猫だったしいいか←
 
 
クレア・コートニー・クレア
 本編の根幹を成す双六の謎を主人公と一緒に解き明かす金髪ブリティッシュ。ヒロインの中で一番人間臭く、親しみやすい娘だなと思っていたら、いつの間にか一番のお気に入りに。人間関係の煩わしさに対する「めんどくせぇー」は、共感しかないですね。でもそんな彼女が作り出した「紫炎」は一体どこの中学生かと。まあとにかく、主人公と元から親交のあった幼馴染2人、感情に素直な猫と違って、普通の一組の男女として関係を育んでいくため、仲良くなる描写が丁寧になされていれば、そりゃ一番好きにもなりますわな。主人公があがった後の「元気でね! 私……待ってるから! ずっと!」からのトゥルーで「お待たせ」、「遅すぎ」は、琥珀の時とはまた違った感動でしたね。そして唐突なメ○ンブッ○スは、きっと原画さんの関係だったんだろうなぁと。回想は、シナリオの都合のせいか初体験を2回やったり大人のおもちゃを使うという若干凝った方向でしたが、やはり淫乱な二人のインパクトが強すぎる。あ、あと立ち絵のジト目とドヤ顔がすごい好きです。


その他
 とにかくシナリオが面白かったし、全体のルート構成と文量、双六という題材を生かしたテンポのいい場面切り替え(巡目や他キャラ視点)で、飽きずにどんどん読み進められました。細かい誤字脱字、一部の微妙なギャグを除けば本当に素晴らしい出来だと思います。あとは、システム面の方に書くべきかもですが、ヒロイン選択後から個別の話に入るまでの部分は、話が同じならスキップ付けて欲しかった。それと、エロなしの短い後日談も読みたかったです。
 BGMは和風曲多めで作品の雰囲気に合っているのはもちろん、和風大好きな自分が満足できるものでした。てか、これ書きながら鑑賞モード開いてるんですけど、曲名に英語全然使ってないんですね、流石和風ゲー。ただ、メインヒロイン専用のBGMがないのは珍しい。
 システム面は、残念な部分がちらほら。まず、CG鑑賞モードはキャラ別に分けて欲しかったですね。回想の方は分けてあるのに、どうして別方式になったのか。コンフィグも、メッセージ関連が設定してどう反映されたかがすぐにわからないのがマイナス点。そして、個人的に一番欲しかったのが、立ち絵と背景を組み合わせてテキストを自由に書けるモード(これちゃんとした名称があるんですかね?)がないこと。そもそも、折角綺麗な背景があるのに背景の鑑賞モードがないのももったいないのに、このモードがないのは本当に残念です。逆に良かった面は、キャラが瞬きや口パクするのがいい味出してますね。タイトル画面の「前回の続きから」にカーソル合わせるとサムネが出るのもわかりやすいです。
  

  
 以上、アップする前に自分で読み直したら「ほんと読みづれぇし何言いたいんだこいつ」って駄文でしたが、お付き合いいただいた方は本当にありがとうございました。